広島、愛媛など西日本で50年に一度の集中豪雨で多数の被害がでました。早い復旧を祈ります。しかし、なかなか地方に目が行く届かないのは、地方の国会議員がしっかりしていないのかもしれません。憲法学者たちは、人口比例のみを言って、都市部のみから国会議員を選出すべきと主張しますが、結局地方の選出議員は激減です。〇産党などが喜ぶくらいで、地方は迷惑です。アメリカの上院は各州2名で人口比例はしていません。憲法学者は勉強すべきです。それと憲法学者が知らないことは、オウム教がなぜ存在したかでしょう。オウムは多くの人がなぜあのようなことをして、高学歴の信者が集まったかわからないと言っています。要は明治の廃仏稀釈が要因です。司馬遼太郎は江戸時代の武士が本当に滅んだのは太平洋戦争の終結だと言います。大思想家でもある司馬の卓越した考察です。しかし、武士とは別に仏教界も廃仏稀釈により大打撃をこうむり、寺院、仏典、僧侶が破戒されました。もちろん、明治期にふたたび復興されましたが、国民と仏教信仰の隔たりは極めて大きくなりました。すなわち、廃仏稀釈の負のエネルギーが充満した結果生まれたものがオウムです。こういう行き場のないパワーがこれでオウム事件で解消されればいいのですが、実は〇価学会とか〇〇科学とか、政治を目指す一団がありますね。なぜ政治を目指すかは、廃仏稀釈のような危機防ぐという前世の記憶が呼び起されるのでしょう。織田信長は比叡山焼き討ちという暴挙をしましたが、日本はこれで政教分離が確立しました、同じように、宗教団体自身が政治にかかわろうとするのは、廃仏稀釈を前提とした負のエネルギーが存在するという現れです。こういうことは、単に憲法の解釈ではわかりません。